ことしもメダカが部屋にやってきた

投稿者: | 2019年11月25日

本日は、生協で菓子折を購入しました。これは、木曜日に来客していただく、外部講師の方にお渡しするものです。菓子折には2種類あって、1つは手焼きせんべいの詰め合わせです。小さなあられなどが、小袋に入っています。もう一つは、瓦せんべいです。1枚ずつに麻布大学の校章が入っています。どちらも、味見したことがありますが、なかなかおいしいです。教育実習のお礼挨拶などにも、持参しています。大学生協で買えるので、大学した際には、お試しください。

麻布大学では、2016年度より文部科学省の私立大学研究ブランディング事業に採択されています。これまでの成果をPRするために、現在出版の企画が進んでいますが、私はその責任者なのです(というか言い出しっぺ)。すでに、ほとんどのプロジェクトから原稿の元をいただいています。本日は、編集作業に、ずいぶん時間をかけました。

それともう一つ、明日の理科指導法3では、何人かの学生に模擬授業をしてもらいます。その一つに、メダカを使った演示実験があります。そのため、昨日近くの熱帯魚ショップから購入しておいたクロメダカ20匹を、水槽に移しました。ヒーターやろ過装置ももちろん完備です。適切な温度で飼育していれば、やがて卵を産んでふえていきます。ただ、室内で、しかも冬季に長い間飼育しようとすれば、色々と気を配る必要はあります。

ちなみに明日の模擬授業は、走性の実験です。要するに、水流や背景などによってメダカの構造が一定の影響を受ける、ということを確かめるものです。ただ、模擬授業では、実験の成功も大切ですが、まずはそれ以前に教師としての振る舞い方、例えば声の大きさや確かさ、生徒役の学生への目の配り方、発問や回答への対応などのコミニュケーションなど、授業の中身以前のところも大切です。

明日はこのほかにも模擬授業があり、全部で4人が授業をする予定です。そのうちの1つは、骨格標本を用いて、肉食動物と草食動物の違いを考えさせるものです。こちらについては、既に貸し出しの手続きは済ませてあり、明日の午前中に、麻布大学いのちの博物館に受け取りに行く予定です。博物館での貸し出しは、送料を負担いただければどこからでもお申し込みいただけますので、利用してみたいと言う理科の先生は、ぜひご連絡をお願いします。博物館のウェブサイトからも、申請書類がダウンロードできるようになっています。

ゾック。水陸両用だがクセのあるヤツ。

投稿者: | 2019年11月3日

ちょっとクセのあるデザインで敬遠していたゾック。

ガンダムでジオン公国軍が、地球連邦軍の本拠地ジャブローへの侵攻のために投入した機体です。

本編には、ちょこっとしか出てきません。

クチバシみたいな癖のあるある機体が、カッコいい・・・のか?

パーツがでかいからか、ファーストシリーズのHGのなかでもお値段も高め。

というわけで、ファースト・ガンダムのHGシリーズはあらかた手を出したものの、これはつい後回しになっていました。

今回作ってみて、同じパーツの使い回しが多く、前後もほぼ対象ということで、合理的な作りになっているなあと感じました。

ただ、ここまでくると360度索的可能とは言え、モノアイ(単眼モニター)にするより、複数のセンサーアイを付けた方がよいのでは、と思いました。

組立説明書を見ると、プロトタイプの3機しか作られなかったとあります。

アニメに出てきたのはボラスキニフ曹長が操縦する2号機らしいですね。

金色のやつ。

投稿者: | 2019年10月5日

本日は百式を完成させました。ついでにアクションベースも組み立てて、機体を載せてみました。

百式は、漢字がプリントされ、機体色が金色など、異彩を放ったモビルスーツです。

「100年保つモビルスーツ」という願いを込めて、百式という名称になったそう。

機体色には、耐ビーム・コーティング効果があるらしい。

その金色が際立つよう、フラッシュ撮影にしてみました。

これによく乗ってたクワトロ大尉は、いまさらネタバレしても怒られないでしょうから言いますと、赤い彗星のシャアなんですが、ここではまだ素性を隠しているわけです。

そう思うと、正式な設定はともかくとして、実際の制作側では・・・

「ガンダム系列は白ベースとして、シャアは赤だな。でも、ここで赤色にすると正体がバレバレだなあ。でも差別化して派手にはしたい。そうだ、いっそ金色だ!ついでに名前も和風にしてしまえ! 」

こんなノリだったのではないか、と勝手に想像します。どうなんでしょうか。

実際には軍事目的なのですから、陸上ではザク、宇宙ではドムのような色合いが、もっとも合理的だとは思います。現実の戦闘機や軍艦の色はだいたいこの系統です。

あるいは、ガンダムシリーズにはたぶん採用されていない(全部は見ていないので他の作品群にはあるのかも)光学迷彩とかスケルトンとか超底反射素材も、実用性は高いかと思います。

でも、太陽から一定の角度を維持して闘えば、反射が眩しくて、「目が!目がぁ!」なんて、宮本武蔵vs.佐々木小次郎のような作戦も、逆に狙えそうな気はしますが。

まあ、お約束のロボットアニメをみるのに、リアルな理由づけを求めすぎるのもナンセンスなのですが。

おそらく人間が実際に乗るような大型機械は、少なくとも軍事用にはコスパが悪すぎるし的にもなりやすいので、小型化されたAI制御の無人機で、昆虫に近い動きをするようなものが出てくるとは思います。

いや、もちろん、出て欲しくはないのですが。

そんなことを考えながら、気分転換に、チマチマとガンプラづくりをするのです。

たぶん、文字を書いたり活字を追ったりするという普段の仕事とひと味違って、作業に没頭できるという、単純に工作的な楽しみが大きいのだと思います。

本日はグフを

投稿者: | 2019年9月26日

今週から後期が始まっています。

本格的に仕事が始まると、いろいろと面倒事も増え、ストレスもたまります。

しかも今期は初日から、学会の全国大会と学内での中間発表会とをハシゴしたため、身体的にも精神的にも見えない疲労がたまっていたようです。

本日は後期開始3日目ですが、授業中に急に背中と腰が激しく痛み出しました。これでも若い時には剣道に打ち込んだものですが、ずいぶん軟弱になったものです。

もちろん、災害でもっと大変な思いをしている方もいるなか、私などは涼しい部屋でのらりくらりとPC画面に向かって仕事しているだけ。まあだからこそ、ますます不健康になり、背中と腰を痛めるのですが・・・。

とにかく、ストレス解消には、アニメ(今日は「このすば2」)を見ながら、ウイスキーをちびちびやりつつ、ガンプラをつくる、というコンボが一番。

そこで、深夜に2時間あまりグタグダとした結果、グフが完成しました。HGシリーズのしかも古いほうのやつですので、あまり複雑すぎず、さっとできて、少し機嫌もよくなってきました。

そろそろ寝床に入って、グフに想いを馳せつつ、ガンダムオリジンでも見ながら寝落ちすることにします。

理科教育学会第69回全国大会で発表

投稿者: | 2019年9月23日

静岡大学で開催された、日本理科教育学会第69回全国大会で、研究発表(口頭発表)をしてきました。

発表題目は「 ゲノム編集の医療応用についてのコンセンサス会議を中心とした理科教材の開発」で、研究室卒業生の武藤雄也先生との連名です。

自作の冊子教材の内容と、その試行結果についての報告です。

このような教材開発を、かれこれ10年くらい続けていますが、以前はこういった発表の質疑応答で、これは理科教育よりも社会科教育や総合でやることではないか、とコメントされたものです。

あるいは、いったい理科のどの単元でやるんですか、と質問されたり。

もちろん、今でもこういった感想や意見を持たれる方もいるのでしょうが、少なくとも以前に感じた「場違い感」のようなものは、あまり気にならなくなりました。

科学に関する基礎的な知識や思考力は、今でも変わらず必要です。

今の時代、人々の「科学的リテラシー」が全然足りない社会は、たぶん存続できないでしょう。

実際、まだまだ不十分とはいえ、現代人の多くはそうした知識や思考力を、ある程度は持ち合わせています(だからSFなんかがジャンルとして成立できるのです)。

しかし、その「科学的リテラシー」に含まれるもの自体が、時代とともに変わり得るし、実際に変わってきているのだと感じます。

これから必要になる「科学的リテラシー」が何なのかを考えながら、実際にその育成につながるような教材開発を、細々とでも続けていきたいと思っています。