書評/Review」カテゴリーアーカイブ

『生物学的文明論』 歌う生物学者による現代社会への批判

投稿者: | 2011年11月15日

 本書の基本的なスタンスは、現代の社会のあり方を考えるためには、数学・物理学的発想だけではなく、もっと生物学的発想を取りいれるべきだ、ということにある。この立場から、著者の長年の生物学研究において得られた知見や考察に基づ… 続きを読む »

『学校って何だろう』~教育社会学のエッセンスを中学生に語るということ~

投稿者: | 2011年1月10日

 本書は、教育社会学の入門書である。著者の苅谷剛彦氏は、日本において最も有名な教育学者のひとりである。教育社会学という教育学の中の一分野に関して、多数の著書を執筆している。特に、学力格差を階層化社会という視点で論じた一連… 続きを読む »