模擬授業も終わり、あとは新年度の教育実習を待つだけ

投稿者: | 2020年1月21日

本日の理科指導法 III では、先週に引き続き、模擬授業をおこないました。これで、3年生の全員が、模擬事業を終了しました。

来週は、まとめの授業なので、今回で、理科指導についての具体的な内容は、終了したことになります。

そのため、今日は最後に、模擬授業全体の総括として、少し厳しめのコメントも、あえてしました。

「この程度でまあいいかな」と過去の経験から自分に及第点をつけてしまい、自分自身の授業を模索せず、型にはまった解説だけで満足していては、10年、20年後、やがて大きな差になってくると思います。

そうではなく、特に教職志望の学生さんには、少しでもよい授業にしようと、最後まで粘ったり、ふだんから気を配ることの大切さを、強調しておきたかったのです。

もちろん、これはそのまま、ブーメランのように私自身にも、跳ね返ってきます。20年近くの大学勤務のなかで、授業や研究のために、本当にまっすぐに歩んでこれたのか・・・。

さて、学内で編集担当として進めている出版企画の方は、だいぶ形が見えてきました。

本日は、各章のレイアウト案の改訂版をいただきました。研究紹介というアカデミックさは失わずも、硬すぎて興味を損なわないよう、いい塩梅のところをねらいたいところです。

基本的なレイアウトやフォントは決まりましたので、あと1週間くらいで、もっと具体的な完成形が見えてくるかと思います。まだまだ、山場は続きます。