本日は、教職実践演習という授業を担当しました。
この授業は、前にも書いたかもしれませんが、教職課程の学生が、最終年次の後期で履修するように指定されている科目です。
これによって、教員免許取得や教職志望に対して、意欲と力量を最終段階で再確認する科目となっています。
いよいよ来週が、この事業の最終回となります。つまり、長かった一連の教職課程の授業の、いよいよ最後となります。
(厳密には、学科で各取得する科目の一部も、教職課程の授業という位置づけではありますが。)
本日は、ラスト前の第14回で、教科の指導力の確認をするというのがテーマでした。
教育実習を振り返りつつ、各自の教科の指導力を自己点検するという活動は、第12回にすでに実施しています。
今回は、昨年暮れに実施した第13回に引き続き、教員志望の学生2名が、20分程度の模擬授業を行ないました。
2名のうちひとりは、正規採用決定済みで4月から教壇に立ちます。もうひとりは、ひとまず大学院に進学します。
どちらも、観察・実験や自作の教材などを取り入れ、短時間の模擬授業としては、なかなか力を入れた内容・構成でした。
また、今回も第13回に続いて、高大連携校からゲスト講師をお招きしていて、先生からも好評と講話をいただきました。
これで、各論にあたる授業内容は、すべて消化しました。
教職課程の専任担当教員としては、まだまだやり残したこと、伝えたかったことなどが、いっぱいあります。
それでも、いよいよ来週がラスト。教育実習も含めて、ここまでたどり着いた学生さんは、来週はどんな顔をしてやってくるのでしょうか。