『科学的リテラシーを育成する理科教育の創造』を出版

投稿者: | 2020年1月9日

新年10日も持たずして、早くもブログのネタ切れ・・・というわけでもないのですが、本日は、つい先延ばしになっていた告知をひとつ。

昨年9月に、恩師の鶴岡義彦先生(千葉大学名誉教授)編著で、『科学的リテラシーを育成する理科教育の創造』が出版されました。

大学教育出版から、A5判、324ページ、本体価格3,200円です。

ISBNと出版社の紹介ページは、下記の通りです。

978-4-86692-043-6

https://www.kyoiku.co.jp/00search/book-item.html?pk=634

私自身は、なんと、計4章も関わらわせていただきました。

  • 鶴岡義彦・小菅諭・福井智紀
    「純粋自然科学の知識があればSTSリテラシーもあると言えるか」
    (104-127頁)
  • 福井智紀
    「第13章 意思決定・合意形成を促す学習プログラムの必要性と参加型手法からの示唆」
    (246-259頁)
  • 福井智紀・石﨑直人・後藤純雄
    「第16章 参加型手法「市民陪審」を活用した「人工甘味料」についての学習プログラムの開発と実践」
    (291-303頁)
  • 福井智紀・内藤覚哉
    「第17章 参加型手法「フューチャーサーチ」を活用した「デザイナー・ベビー」についての学習プログラムの開発と実践」
    (304-317頁)

私が関係した章の他にも、科学的リテラシーやSTS教育に関する研究や論考が多数掲載されています。

手前みそかもしれませんが、この分野の必読書と言っても、過言ではないと思います。

ぜひご一読いただければと思います。