新年10日も持たずして、早くもブログのネタ切れ・・・というわけでもないのですが、本日は、つい先延ばしになっていた告知をひとつ。
昨年9月に、恩師の鶴岡義彦先生(千葉大学名誉教授)編著で、『科学的リテラシーを育成する理科教育の創造』が出版されました。
大学教育出版から、A5判、324ページ、本体価格3,200円です。
ISBNと出版社の紹介ページは、下記の通りです。
978-4-86692-043-6
https://www.kyoiku.co.jp/00search/book-item.html?pk=634
私自身は、なんと、計4章も関わらわせていただきました。
- 鶴岡義彦・小菅諭・福井智紀
「純粋自然科学の知識があればSTSリテラシーもあると言えるか」
(104-127頁) - 福井智紀
「第13章 意思決定・合意形成を促す学習プログラムの必要性と参加型手法からの示唆」
(246-259頁) - 福井智紀・石﨑直人・後藤純雄
「第16章 参加型手法「市民陪審」を活用した「人工甘味料」についての学習プログラムの開発と実践」
(291-303頁) - 福井智紀・内藤覚哉
「第17章 参加型手法「フューチャーサーチ」を活用した「デザイナー・ベビー」についての学習プログラムの開発と実践」
(304-317頁)
私が関係した章の他にも、科学的リテラシーやSTS教育に関する研究や論考が多数掲載されています。
手前みそかもしれませんが、この分野の必読書と言っても、過言ではないと思います。
ぜひご一読いただければと思います。