有識者(?)と教職課程最後の授業

投稿者: | 2020年1月23日

本日は午後2時から、相模原市立野外体験教室運営協議会、という会議の会合に出席してきました。

自分で言うのも恥ずかしい話ですが、「有識者」ということで参加しています。しかも、前期に引き続いて、今期も「会長」を拝命しています。

というわけで、会議の進行も務めなければならないので、なかなか気の抜けない2時間あまりでした。

具体的なミッションは、相模原市が運営していて、小学校や中学校の宿泊体験や青少年団体の活動に利用されている、「若あゆ」と「やませみ」という2つの野外体験施設の活動に対して、様々な立場の方々集まって、助言をするというものです。

会議の場所は毎回、相模川のほとりにある「若あゆ」です。本日も、市内の小学生が活動している様子が、ちらほらと窺えました。

ここ20年くらいのあいだに、相模原市立の小学校や中学校を卒業した方であれば、おそらく思い出に残っている場所なのではないでしょうか。

さて、無事に大役を終えて、大学へ。

本日は、教職課程の4年生にとって最後の教職科目「教職実践演習」の最終回です。

学科によっては、専門課程の授業がまだ残っている学生もいますが、少なくとも教職課程の授業としては、本当に最後の授業となります。

いよいよ最後ということで、これまでの学修を振り返りつつ、教員免許を受け取る、あるいは、教員として働くということについて、自分が現時点でどこまで到達していて、何が課題なのかを、最終レポートというかたちで自己点検してもらいました。

さらに、記入内容に基づいて、グループディスカッションも実施して、最後に全体での共有をおこないました。

とくにイレギュラーな事態が生じなければ、これでみさなん、卒業式の日に無事に教員免許状を受け取ることができます。

本学の教職課程は、教育学部とは違って、各学部・学科の授業にプラスして履修するため、夜間授業中心のカリキュラムが組まれています。

理系大学ということで、専門の実験・実習と教育実習との両立も、なかなかたいへんだったと思います。

いろいろありましたが、とにかく無事にここまで辿り着いた学生のみなさんに対しては、「まずは、お疲れさま。でも、ここがゴールじゃないよ! 地道に頑張って幸せになってね!」というのが、率直な気持ちです。

ちなみに、卒業アルバムのメッセージ欄には、好きな言葉として、「花鳥風月 晴遊雨読 匍匐前進」と記しました。ここに込めた意味は、まあ見え見えですが、いずれまた機会を改めて書きたいと思います。