教科の指導力を再確認する

投稿者: | 2019年12月12日

本日の担当授業では、学生の皆さんに、教科の指導力を再確認してもらう時間としました。

まず、過去の教育実習生の研究授業を、ビデオで視聴してもらいました。そのビデオから感じたことなどを、グループに分かれてディスカッションしてもらいました。

全体で、ディスカッションの内容を共有した後、2つ目の課題に取り組んでもらいました。それは、教育実習の時の研究授業を思い出し、プロの理科の教師との差を自分で考えると言う作業です。

そのために、研究授業で用いた学習指導案を手元に置いて、お互いに内容を確認しあいました。次に、教育実習で指導の先生に指摘されたことなどを思い浮かべながら、プロの理科の教師との差がどこにあるのか、あるいは、もう一度取り組むとしたらどこを改善したいのか、などについて考えてもらいました。

さらに、グループの中で考えたことを披露しあい、最後にクラス全体で共有しました。

順調に単位が習得できれば、皆さん、あと数ヶ月で中学や高等学校の理科教員免許が取得できるわけです。これに備えて、現時点での教科指導における自分自身の課題をとらえ直してもらえる機会に、はたしてなったでしょうか。

来週から2回は、代表者による模擬授業を連携高校からのゲスト講師にも参観していただきながら、教科の指導力についてさらに再確認してく予定となっています。