マークツー、でも車ではありません

投稿者: | 2016年11月23日

最近ガンプラネタばっかですが。

就寝前にAmazonビデオで観ていた機動戦士Zガンダム、ついに昨晩50話で終了したので、記念に製作。

Zよりこっちの方が好みです。色もエウーゴ版をチョイス。あとは百式を作りたいけど、他の機体には正直あまり心が動かない。

あ、キュベレイはいいですがね。もう作りました。榊原さんの声、サイコーです。

しかし本作、大人になって(時代も変わって)から改めて観ると、いろいろとツッコミたくはなります。今でもまあ面白いけれど。

台詞や設定がいま観ると青臭いのとかは別にしても、宇宙空間に関する人々の知識がずいぶん増えているので。

今なら、宇宙空間での戦争という世界のリアルさを、もう少し突き詰めたアニメ作品ってできないものかなぁと、思いました(いや、あるよ、って場合にはぜひ教えてください)。

まず、音が聞こえない静かな戦闘になるはず。ガンダムのような360度モニタのコクピットシステムなら、搭乗するより旗艦か別の機体からの遠隔操作の方がリスクは低い(ミノフスキー粒子があるから無理なのかな?)。むしろ有人操作よりも、敵戦艦をインプットしてから出撃するオート無人機が主流になるはず、など云々かんぬん。
兵器の形状も、こうした類のSFアニメ作品ではたいがい、地球上での形態や現在のイメージを引きずっています。宇宙空間で、流線形の飛行機体に変形する意味もないですし。色は黒一色でしょうかね。銀英伝なんかはその辺を少し考慮しての設定なようですが。

別にガンダム批判ではないです。念のため。リアルな宇宙戦争と、そのシビアな世界、というのが、いったいどんなイメージになるのかと。映像作品的にはメリハリがなくて詰まらないから、やられないんでしょうかね。

もちろん戦争賛美でも軍事マニアでもなく、SFアニメ作品としてなるべくリアルな世界を突き詰めて提示していくことって、人々の科学技術イメージへの影響の点で、結構重要なことだと思うわけです。

ついぐちぐちとまとまらない話を書きましたが、パチパチガンプラを作っていると、そんなことをふと思いました。