第30回定例研究会を開催します(日本環境教育学会関東支部)

投稿者: | 2014年9月12日

日本環境教育学会関東支部では、第30回の定例研究会を下記のとおり開催します。

今年度2回目、通算第30回の定例研究会です。学会員・支部会でなくても参加できますので、ぜひご参加ください。

  今年度2回目(通算第30回)の定例研究会を、下記の通り開催いたします。

参加費は無料ですので、みなさまのご参加をお待ちいたしております。

(※支部会員にはメール&葉書で同内容をご案内済みですので、ご確認いただけますと幸いです。)

【日 時】9月21日(日)14:00 ~ 17:00

【会 場】立教大学(池袋キャンパス) 10号館1階 X105教室

【内 容】プロジェクト研究IV『最終報告書』検討会(3)

1 「大都市圏と森林をつなぐ新しい教育資源の可能性~機会の限られた自然体験を補完・拡張する映像音声アーカイブの活用~」

中村和彦(東京大学)

2 「大都市圏の動物園における環境教育・ESDの可能性~いのちと生物多様性を考える場として~」

高橋宏之(千葉市動物公園)

(※敬称略)

【趣 旨】

関東支部では、東北関東大震災および福島原発事故を受けて、持続可能性に関わる大都市圏独自の諸問題に焦点を当てた中長期的なテーマを設定することになりました。このテーマは学会から、「プロジェクト研究IV:持続可能性をめざす大都市圏における環境教育・ESDの具体化に向けて」(研究代表者:福井智紀・佐藤真久)として、承認と財政援助を受けています。

正式な研究活動として3年目を迎え、プロジェクト研究の『最終報告書』を作成する段階となりました。

今回も前回に引き続き、実際の草稿を取り上げて、読み合わせと検討を行いたいと思います。草稿として、中村和彦さん(東京大学)と高橋宏之さん(千葉市動物公園)から原稿案をご紹介いただきます。

【プログラム】※予定

(13:00 支部幹事打ち合わせ・会場設営)

14:00 開会挨拶

14:10 プロジェクト研究IVの経過報告(福井)

14:20 内容1:中村和彦さんから話題提供

(15:20 小休憩)

15:30 内容2:高橋宏之さんから話題提供

16:30 今後の方針・日程調整・事務連絡

17:00 閉会

【会場へのアクセス】

◎ アクセスマップ↓

http://www.rikkyo.ac.jp/grp/kohoka/campusnavi/pmap/ikebukuro.html

上記の印刷用PDF↓

http://www.rikkyo.ac.jp/access/pmap/_asset/pdf/ike_root.pdf

◎ キャンパスマップ↓

http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/

上記の印刷用PDF↓

http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/_asset/pdf/img-campusmap_ike.pdf

卒論ゼミの始動

投稿者: | 2014年4月9日

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本日は卒論ゼミの初回でした。

今年度はたまたま、先輩がいない、3年生のみの5名のメンバーとなります。

先輩がいないのは、たぶん、不利な面もあるはずです。

ただ、4年生がいないということで卒論執筆の指導が今年は無いので、ここ数年の自転車操業のような毎日に、ちょっと一段落つくかもしれません。

そうすると、気分的にも実質的にも、色々と細かいところまで手が回るような気もします。

いずれにしても、新しい室生には、2年後に「良かった」と言ってもらえるよう、じっくり誠実に付き合って行きたいと思います。

新年度の授業開始日

投稿者: | 2014年4月7日

本日は、2014年度の授業開始日でした。たまたま担当授業のない日でしたが、新研究室生が集まってきたので、新年度のゼミ日程の調整などを行いました。

研究室内の連絡は、昨年度に引き続き、LINEで行う予定です。一斉に連絡ができたり、既読状況がわかるので便利です。その一方で、ポップな雰囲気やメッセージを気楽に書けることから、学生さんとの付き合いがフレンドリーになりすぎるという危惧もあります。この辺は、痛し痒しといったところ。プリキュアのスタンプとかを送ってしまう自分も悪いのですが・・・。

何はともあれ、いよいよ、新たな年度を頑張るぞ、という気分になった一日でした。

静岡に出張してきました

投稿者: | 2013年9月24日

本日は、学会関係の所用で、静岡に出張してきました。

とても勉強になる、有意義な時間でした。おいしいお食事もごちそうしていただき、さらには仕事ということで謝金まで!

半日ほどでしたが、ありがたい、ぜいたくな出張でした。

自宅から新横浜までと、新横浜から静岡までと、それほど変わらない時間だったので、あらためて新幹線ってはやいのぅ、と昭和のオジサン的感想をいただきました。

ただし、静岡停車なので、「のぞみ」ではなく「ひかり」だったのですが。

これでリニアなんて、どれくらいはやいか、ちょっと実感がわきません。

山梨の実験線には行ったことがあり、ものすごい加速に驚きましたが、どちらかというと物理的な感動でした。科学技術が利便性を増している、という実感ではありませんでしたので。

でも、科学技術の発達というのは、後から見るとそんなものなのかもしれません。夢の技術も、実現した後から見れば、すぐに当たり前のものになっていくのでしょう。

とは言え、その夢が「悪夢だった」と後から気づくのは勘弁ですが・・・。

リニアについては、賛否を言うほど勉強してはいませんが、本来は1社の都合の話しが、どんどん国策化していくことには少し懸念を抱いています。

経済状況が変化したり、工期が延びたり、工費が膨らんだり、それらによって経営が悪化した場合のリスクも、きちんと評価しておく必要があるはずです。後から、大量の国庫投入、という事態になっては困ります。

また、関西-中部-首都圏という中長距離間の輸送を考えたときに、新技術で地下を通すという1社の提案がもっとも適切なのかは、きちんと検討する必要があるのではないでしょうか。

素人考えかもしれませんが、例えばバス感覚で手軽に利用できる小型飛行機や大型ヘリ(排気ガスを出さずに電気で飛べばなおよい)の開発などは、15年くらいのスパンで考えるなら、十分にできそうな科学技術であるように思います。

鉄道や飛行機などの複数の手段が市場で競い合うというのも必要かもしれませんが、これから大規模なインフラとしてどれを選ぶか、というのはもう少し慎重にあるべきだと思います。

とにかく、原発事故への対応を見ていても思いますが、もっと良い方法、もっと良いアイデアが、たくさんテーブルにもあがらずに、時期をどんどん逸しているのではないか、ベストのものを選んでいくというシステムが、きちんと動いていないのではないか、という感想をもってしまいます。

・・・と、出張で新幹線に乗っただけなのに、ずいぶん脱線しました。今日そのものは、良き一日でした。関係者の皆さまに、深く感謝。