研究室紹介

基本情報

1.研究室名称  教職課程研究室(福井ゼミ)
2.指導教員  講師 福井智紀
3.2019年度所属学生  動物応用科学科:4年2名、3年2名、食品生命科学科:4年1名、環境科学科:4年1名・3年2名
(※学科長・クラス担任・他研究室などに正式な籍を置いている場合もあります。)
4.教育・指導方針
・教職志望の学生教育現場で使えるオリジナル教材を開発することで、得意分野をもった教員を養成
・教職志望でない学生科学技術・環境問題の背景を多角的に検討することで、分析力や発信力を育成
→ 文理融合的な学びの力(幅広く学び、仮説を検証し、他者にわかる文章で表現できる)をめざす
5.研究内容
専門は、科学教育、理科教育、生物教育、環境教育、科学技術社会論。主な内容は以下の通り
① 学校の理科授業や社会教育のプログラム、教員の養成・研修プログラムなどを開発し、成果を検証
② 科学技術が発達した現代社会の課題を分析し、人々に必要な資質・能力や、社会のしくみを検討
③ 環境問題・SDGsに対応した社会のしくみを検討し、それを踏まえた教育プログラムや教材を開発
④ 身近な自然環境・社会環境に着目した、体験型の環境教育プログラムや教材を開発

【近年の卒論タイトルの例】※括弧内は卒業年度
・地球温暖化に関するシナリオ・ワークショップ教材を活用するための教員養成プログラムの開発(2017)
・デザイナー・ベビーに関するフューチャーサーチを中心とした理科教材の開発(2017)
・遺伝子検査に関するフューチャーサーチを中心とした理科教材の開発(2016)
・地球温暖化に関する意思決定と合意形成を支援する中学校理科教材の開発(2015)
・監視カメラに関する意思決定と合意形成を支援する学習プログラムの開発 (2015)
・外来生物駆除に関するロールプレイ・ディスカッションを中心とした中学校理科教材の開発(2015)
※近年は、興味を持った話題に焦点を当てた討論型教材の開発が多い傾向
6. 受け入れ人数  5名程度
7.卒業生の進路
・教員:横浜市、千葉市、神奈川県、茨城県、山形県、中学校正規採用(内定含む)
・公務員:警察官(東京都)・消防士(東京都)
・一般企業:山崎製パン、ほか

これまでの所属ゼミ生と研究テーマ

2012年度以降

更新作業中

2011年度

茂木優樹(環境科学科)

「市民参加型手法を導入した理科教材の開発:食品照射に焦点を当てた簡易型市民陪審」

卒論要旨:茂木優樹(2011年度)※PDFファイル

2010年度

卒業生なし(3年次生のみ所属)

2009年度

卒業生なし

2008年度

佐久間岳(健康環境科学科)

「論文捏造事件を素材とした中学校理科における漫画教材開発」

卒論要旨:佐久間岳(2008年度)※PDFファイル

丸山恭広(健康環境科学科)

「遺伝子組換えイネに関するロールプレイを中心とした理科教材開発」

卒論要旨:丸山恭広(2008年度)※PDFファイル

星野秀輔(健康環境科学科)

「ヒトクローン胚研究についての意思決定に焦点を当てたウェブ教材開発」

卒論要旨:星野秀輔(2008年度)※PDFファイル

石渡由香里(環境政策学科)

「社会的合意形成のために必要な市民の能力:コンセンサス会議を事例として」

卒論要旨:石渡由香里(2008年度)※PDFファイル

松井拓也(環境政策学科)

「ゲノムビジネスの現状と問題点に関する教材開発」

卒論要旨:松井拓也(2008年度)※PDFファイル

2007年度

菊地郷史(環境政策学科)

「科学の変容に焦点を当てた漫画教材の開発」

卒論要旨:菊池郷史(2007年度)※PDFファイル

坂野恵子(環境政策学科)

「ヒトクローン研究の容認度に関連する要因についての調査研究」

卒論要旨:坂野恵子(2007年度)※PDFファイル

2006年度

福原悠果(健康環境科学科)

「科学史を素材とした漫画教材の開発:高校生物教材『ダーウィンの生涯』の開発と試行」

卒論要旨:福原悠果(2006年度)※PDFファイル

長田純(環境政策学科)

「高校生物における用不用説の取扱い:自然選択説に基づく進化の理解にとって必要か」

卒論要旨:長田純(2006年度)※PDFファイル

2005年度

相良華世(健康環境科学科)

「ミミズを用いた理科教材の開発:中学校理科第2分野での活用を目指して」

卒論要旨:相良華世(2005年度)※PDFファイル

阿比留悠(環境政策学科)

「割り箸回収活動における課題の分析:質的調査法を用いて」

卒論要旨:阿比留(2005年度)※PDFファイル

島田恵美(環境政策学科)

「環境配慮行動に影響する要因の分析:麻布大学学生を対象とした調査研究」

卒論要旨:島田(2005年度)※PDFファイル

2004年度

卒業生なし(新設のため3年次生のみ)

3年次ゼミの記録